小学生ぐらいのお子様でも簡単に作成できる蝶のオブジェです。

このオブジェを作ることになったきっかけは、まだ2歳だった娘がテーブルに置いてあった黒い羊毛の小さな塊を見て「ありんこん!(アリンコのこと)」と言ったことでした。それを聞いてわたしはすぐにそれを手のひらでよって少し細長くし、黒い糸で三カ所縛り脚をはやしてみせました。たったそれだけで、遠目にみるとほんとに蟻がいるように見えたのです。それが羊毛で胴体を作り虫を再現するきっかけとなりました。

羊毛の蟻もテラリウムなどにちょこんと乗せるとおもしろいですが、さすがに華やかさに欠けるので蝶を題材とする事にしました。羽の素材を決めるのに紙だと湿気などでしばらくすると丸まってしまったり、布だと質感や模様の出し方が難しかったりと四苦八苦しましたが、最終的に半透明のプラスチック素材に落ち着きました。

モチーフが蝶ですので華やかさがあり、お部屋の生け花や造花に合わせたり、単独でマグネットやピンを仕込んで壁などに留めてもインテリアとして素敵に彩ってくれるアイテムです。また、数をたくさん作って紐で吊せばモビールやサンキャッチャーなど、発想次第で幅の広がるアイテムですので、羊毛の蝶を使用した作例を多く公開し、作り手のイマジネーションが膨らむきっかけになればと思っています。

こちらはワークショップで作り方をご紹介していくほか、作成キットをネットなどで販売することでご自宅で気軽に作れるようにしていく方針です。

また、アゲハチョウやユリシス(オオルリアゲハ)といった人気の高い大き目の蝶だけでなく、今後は絶滅危惧種の蝶のシリーズを充実させていく予定です。

この絶滅危惧種シリーズでは、作成手順にイラストを多様し、親子で楽しく作れるように工夫するだけでなく、その蝶の特徴を図鑑のように細かく解説、作る過程で自然とその蝶の知識が付く仕組みとなっておりますので、夏休みの自由研究などにもピッタリです。夏休みの旅行に本物を探しに行くのも楽しいかもしれません。

さらに、今後は蝶だけでなくトンボなど男の子が興味をもってくれそうな題材も展開していく予定ですのでご期待下さい。

● 蝶のオブジェのGalleryへ